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アニメ制作における生存戦略

私の20代はアニメ制作の過渡期にいたので、とにかく仕事量が膨大でした。

制作になった際はCGデザイナー上がりということもあり

 ● 30分のテレビアニメ 3本の制作進行
 ● 3DLOディレクター

の二足の草鞋で1年間程仕事をしていました。
日中制作、夜にクリエイターみたいな状況です。
まずはスピード。そして、Take1でOKが取れるようにしてタスクを消化することが求められました。

なので
『生存戦略を立てなければ死』
しか待っていなかったので、試行錯誤しながら自分なりに考えて以下の点で解決法を見出していきました。

○ タスクの因数分解
○ 鬼のスケジュール調整
○ 最高の気遣い

という点から話をしていきたいと思います。

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深江の自己紹介

軽く自己紹介からさせていただきます。

深江暢(フカエ ノブル) と申します。
アニメ制作会社studio maf の代表とプロデューサーをしております。
2025年でアニメ業界は14年目になりました。

長くやってきましたが、就活時期はアニメ業界に行くつもりはありませんでした。

ただ、ひょんなことからアニメのCGデザイナーの仕事から業界に入り、今はアニメ制作を職にしています。

何か世に爪痕を残したいと思い、必死に喰らい付いて何とかここまでやってきました。

ただとある会社で、上司のPと監督からパワハラ、モラハラ。過労、極度の睡眠不足により躁うつ病を発症し暫く休んでいた期間があります。治療に専念し、6年経った今は何とかほぼ寛解しました。

なので、精神・健康面も話していこうかと思っています。

怖いことを話しましたが、そうならないような仕事の仕方、処世術も話せればと思います。

という感じで行き辺りばったりでしたが無駄に意識が高い向上心と負けん気、そしてアニメを作っていく毎にどんどん映像の見方が変わり楽しくなっていったので、今でも続いております。

以上、このブログを書いているひとの自己紹介でした。

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アニメ3.0 意識改革

アニメはこの数年で飛躍的に成長を遂げています。
先人のアニメ従事者のおかげでアニメ産業の市場規模は2023年度に3兆円を超えました。国内市場もですが海外市場の好調により今や国内と海外の売り上げは同じ程です。

国もアニメを含んだコンテンツ産業の市場規模を2033年までに20兆円にすることを目標にしています。

世界の目が今日本のアニメ業界に注がれています。

ですが、映像、アニメの実制作現場はどうでしょうか?

上場企業が親会社になったりとハード・見た目のホワイト化はしていますが、ソフト・中身がアップデートされていません。

アニメ業界は今だに昔の悪しき考え方が蔓延っています。まだ考え方がグローバルになっていないのです。

私は14年程この業界にいますが意識改革をしないとすぐに滅びてしまうという恐れがあります。スキルの継承と先に言った考え方の改革がされていないからです。

需要があってもこのままだと働く人がいなくなります。幾ら働いても給与が上がらず酷使され続けるからです。

スキル、コスト意識、働き方を正さないと、この先アニメ制作現場に未来はありません。考え方を変えるにはこの期しかないと私は感じています。

私が 3DCG、アニメ、漫画アプリ、Web広告 で学んだ知識と考え方をお伝えして『アニメ3.0』にみんなでアップデートするべくこれから綴っていきます。

参考文献
アニメ産業の市場規模 初の3兆円超え 海外展開の好調続く

第1回エンタメ・クリエイティブ産業政策研究会
(事務局資料)
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/entertainment_creative/pdf/001_04_00.pdf


エンタメ業界の市場規模とは


マーケティング3.0とは


Web3.0とは